旺文社世界史事典 三訂版 「ナヴァラ王国」の解説
ナヴァラ王国
ナヴァラおうこく
Navarre
カール大帝時代の辺境伯領を基盤に,10世紀初めに建国され,10世紀末から11世紀初めに最盛期を迎え,その後アラゴン王国に併合された。14世紀にフランスと連携の下に独立を回復。16世紀初めにスペイン側をフェルナンド5世に占領され,フランス側はアンリ4世によるブルボン朝成立まで存続した。今日,その主要部はスペイン領となっているが,バスク語地方として個性的な文化を残している。
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