ナヴァラ王国(読み)ナヴァラおうこく(その他表記)Navarre

旺文社世界史事典 三訂版 「ナヴァラ王国」の解説

ナヴァラ王国
ナヴァラおうこく
Navarre

イベリア半島北東部にあった中世キリスト教国
カール大帝時代の辺境伯領基盤に,10世紀初めに建国され,10世紀末から11世紀初めに最盛期を迎え,その後アラゴン王国に併合された。14世紀にフランス連携の下に独立回復。16世紀初めにスペイン側をフェルナンド5世に占領され,フランス側はアンリ4世によるブルボン朝成立まで存続した。今日,その主要部はスペイン領となっているが,バスク語地方として個性的な文化を残している。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む