現代外国人名録2016 「ニコライズナイダー」の解説
ニコライ ズナイダー
Nikolaj Znaider
- 職業・肩書
- バイオリニスト
- 国籍
- デンマーク
- 生年月日
- 1975年
- 学歴
- デンマーク王立音楽院卒,ジュリアード音楽学校卒,ウィーン音楽大学卒
- 受賞
- カール・ニールセン国際バイオリン・コンクール第1位〔1992年〕,エリーザベト王妃国際音楽コンクール第1位〔1997年〕
- 経歴
- ポーランド人とイスラエル人の両親のもとにデンマークに生まれる。子供時代はサッカーに夢中になるが、8歳の時イツァーク・パールマンに接してバイオリニストを目指す。1992年カール・ニールセン国際バイオリン・コンクールに優勝。その後ジュリアード音楽学校でドロシー・ディレイに学び、’94年からウィーン音楽大学のボリス・クスニールについて研鑽を積む。’97年エリーザベト王妃国際音楽コンクールで優勝。ムスティスラフ・ロストロポーヴィチやダニエル・バレンボイムに演奏会に招かれ、次第に評価を獲得。以後ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団などと共演し、室内楽奏者として世界的に活躍。演奏活動以外に教育活動にも熱心で、夏のアカデミーを創設した。2001年ロンドン交響楽団のソリストとして、2002年にはNHK交響楽団と共演のため来日。クライスラーが所有していた“デル・ジェス”を使用していることでも有名。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報