ニシキハゼ(読み)にしきはぜ(その他表記)maiden goby

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニシキハゼ」の意味・わかりやすい解説

ニシキハゼ
にしきはぜ / 錦沙魚
maiden goby
[学] Pterogobius virgo

硬骨魚綱スズキ目ハゼ科に属する海水魚。体側に赤褐色青色の縦走帯が交互に並び、美しい魚である。全長17センチメートルを超える。本州の中部以南および九州朝鮮半島分布。水深約40メートルまでの砂泥底域に産し、底層で単独の定住生活を送る。産卵期は11、12月。海底につくった巣の中に卵塊を産み付け、雄の親魚がそれを守る習性がある。生後1年で成熟し、寿命は2年。観賞用として飼育されている。

[道津喜衛]


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小学館の図鑑NEO[新版] 魚 「ニシキハゼ」の解説

ニシキハゼ
学名:Pterogobius virgo

種名 / ニシキハゼ
目名科名 / スズキ目 | ハゼ科
解説 / 沿岸の浅い所、内湾の岩礁近くの砂泥底にすみます。
全長 / 24cm
分布 / 秋田県および千葉県~九州/朝鮮半島

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