ニャンニャン祭(読み)ニャンニャンまつり(その他表記)niang-niang-ji

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニャンニャン祭」の意味・わかりやすい解説

ニャンニャン(娘々)祭
ニャンニャンまつり
niang-niang-ji

中国民間に伝えられる,娘々廟の祭り。娘々は,母,皇后,女神総称で,雑多な女神が祀られるが,おもなものは,眼光 (治病) 娘々,福寿娘々 (碧霞〈へきか元君) ,子孫娘々の3つである。なかでも福寿娘々に対する信仰は最も広範かつ盛大であり,中国民間信仰の中心ともいえる。祭礼は陰暦3月,4月に行われることが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む