ニューグレンジ(その他表記)Newgrange

デジタル大辞泉 「ニューグレンジ」の意味・読み・例文・類語

ニューグレンジ(Newgrange)

アイルランドの首都ダブリンの北40キロメートル、ボイン渓谷にある紀元前3000年頃に築かれた石室墓の一。直径約76メートル、高さ約12メートルの巨大なハート形をしており、外壁の石には渦巻き模様が刻まれている。1年に1度、冬至の日に太陽光墓室の奥に射し込むよう設計されている。ドウスノウスなどの大型の石室墓とともに、1993年に「ボイン渓谷の遺跡群」として世界遺産文化遺産)に登録された。ニューグランジ。→ブルーナボーニャ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android