ニューロコンピューター(読み)にゅーろこんぴゅーたー

デジタル大辞泉 「ニューロコンピューター」の意味・読み・例文・類語

ニューロコンピューター(neurocomputer)

人間神経回路網構造や働きをモデルにして作られるコンピューター。柔軟な認識推論を行う機能をもつ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ニューロコンピューター」の解説

ニューロコンピューター

神経細胞ニューロン)の構造や動きをコンピューターに応用するための技術、またはそのような技術が組み込まれたコンピューターのこと。自己学習機能を持っているため、ノイマン型コンピューターが苦手とする知識処理やパターン処理を得意とする。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のニューロコンピューターの言及

【アルゴリズム】より

…そこで最適解を求める代わりに,それに近い〈近似解〉を求める〈近似解法〉が研究され,数万を超える都市についてよい解が得られたとの報告がある。なおこの問題をニューロコンピューターに解かせることも提案されているが,本質的に〈学習に基づく近似解法〉であり,都市数が大きくなると〈学習時間の爆発〉が起こるため数十都市程度しか解かれておらず,まだ実用からはほど遠い。
[非決定性アルゴリズム]
 巡回セールスマン問題に〈すべての都市をちょうど1回ずつ通過し,出発点に戻る〉という条件を追加すると,解が存在しない場合も出てくる。…

※「ニューロコンピューター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

配属ガチャ

入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...

配属ガチャの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android