ニートワルデン准州(読み)ニートワルデン(その他表記)Nidwalden

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニートワルデン准州」の意味・わかりやすい解説

ニートワルデン〔准州〕
ニートワルデン
Nidwalden

スイス中部,フィーアワルトシュテッテ湖に注ぐエンゲルベルク川の流域にある准州州都は州北のシュタンス。西側のオプワルデン准州とともにウンターワルデン州を構成する。 1291年,ニートワルデンは,ウーリ,シュウィーツとともに,あらゆる抑圧者に対する自衛のための「永久同盟」を結成オプワルデンもまもなくこれに加わり,この同盟が現在のスイス連邦の基礎となった。住民はほぼ全員がカトリックでドイツ語を話す。牧畜,果樹栽培のほか,商工業も発達。スキー客,観光客が多い。面積 276km2。人口3万 2628 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android