ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「永久同盟」の意味・わかりやすい解説
永久同盟
えいきゅうどうめい
Ewiger Bund
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…ウーリの住民は皇帝から自由特許状を獲得し,自由と自治を享受した。しかし,同様に峠へのルートに重大な関心を示したハプスブルク家に自由と自治を侵害されそうになって,隣接のシュウィーツ,ウンターワルデンと1291年に〈永久同盟〉を結び,抵抗した。次いで1315年のモルガルテンの戦に勝利して,スイス連邦形成の核となった。…
…両準州はそれぞれに独自の憲法・政府をもち,全州議会にも代表を1名ずつ派遣している。ウンターワルデンはウーリ,シュウィーツとともに1291年の〈永久同盟〉を締結し,スイス連邦形成の核となったが,それ以前から2地域に分かれていた。そのうえ,ザンクト・ゴットハルト(サン・ゴタール)峠を通る主要交通路から外れていたこともあって,経済的・政治的に他の2カントンに追従する形にならざるをえなかった。…
…1173年以来ハプスブルク家の所領に属したが,1240年神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世のイタリア政策に荷担して〈自由特許状〉を獲得した。91年にウーリ,ウンターワルデンと〈永久同盟〉を結び,スイス連邦形成の核となった。1315年,ハプスブルク家の武力攻撃にあたって同家の精鋭騎士軍をモルガルテンで壊滅させ,その名をヨーロッパにとどろかせた。…
…
【歴史】
スイスの建国記念日は8月1日である。1291年のこの日,中央スイスのウーリ,シュウィーツ,ニートワルデンの3地域が〈永久同盟〉を結び,それぞれの地域の〈自由と自治〉を守るために相互援助を誓いあった。やや遅れてオプワルデンも同盟に加わり,ニートワルデンと併せてウンターワルデンと呼ばれた。…
※「永久同盟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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