ヌサウシ(読み)ぬさうし

日本歴史地名大系 「ヌサウシ」の解説

ヌサウシ
ぬさうし

アイヌ語に由来する地名。コタン名。天保郷帳には「アツケシ持場」のうち「ヌサウシ」とみえ、当地一帯は近代に入り湾月わんげつ町に包含された。仮名表記は「ヌサウシ」(「蝦夷日誌」一編、「廻浦日記」「行程記」)のほか、「ノサウシ」(「戊午日誌」能都之也布誌)、「ニシヤウシ」「ノシヤウシ」(東行漫筆)などがある。「地名考并里程記」の「アツケシ」の項に「当時会所の在る所をヌシヤアシコタンといふ」とあり、会所・旅宿家・板蔵などが置かれていた(東蝦夷地場所大概書)。「地名考并里程記」は語義について「則、削り掛けを建る所と訳す。ヌシヤとは削り懸けの事夷人是をイナウといふ。アシとは建る。コタンとは村又は所とも云ふ事にて、土地の夷人此所に夥敷削り懸を建て、神々を祭るゆへ地名になすといふ」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

冬に 4日間暖かい日が続くと 3日間寒い日が続き,また暖かい日が訪れるというように,7日の周期で寒暖が繰り返されることをいう。朝鮮半島や中国北東部の冬に典型的な気象現象で,日本でもみられる。冬のシベリ...

三寒四温の用語解説を読む