ぬらし(読み)ヌラシ

デジタル大辞泉 「ぬらし」の意味・読み・例文・類語

ぬ◦らし

[連語]《完了の助動詞「ぬ」の終止形推量の助動詞「らし」》…たにちがいない。…たらしい。
「ぬばたまの夜はふけ―◦らし玉くしげ二上山ふたがみやまに月かたぶきぬ」〈・三九五五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぬらし」の意味・読み・例文・類語

ぬ‐・らし

  1. ( 完了の助動詞「ぬ」の終止形に推量の助動詞「らし」の付いたもの ) …てしまっていると推定される。…てしまったらしい。
    1. [初出の実例]「悉(ことごと)に罪に伏し奴良志(ヌラシ)」(出典続日本紀‐天平宝字元年(757)七月一二日・宣命)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む