…【二宮 宏之】
[日本]
日本の社会においても伝統的に嫡出子と私生児の区別は厳格であり,私生児は嫡出子と異なるさまざまな名称でよばれていた。一般的に私生児はテテナシゴ(父無し子),つまり父のいない子と呼ばれることが多かったが,このほかに地方によってはホマチゴ,シンガイゴ,ホリタゴ,ヨクナシゴ,ネコダ,ツボッコ,ヒロイッコ,ミシケゴ,テンドコ,マツボリゴなどと呼ばれた。このうちホマチ,シンガイ,ホリタ,マツボリは開墾地やへそくり(臍繰)など私的な財産を意味することばであるから,ホマチゴ,シンガイゴなども公には認められない私的な子を意味していた。…
※「ねこだ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...