…しかし劇作は小説作法の上で影響を残した。《メージーの知ったこと》(1897),≪ねじの回転≫(1898),《やっかいな年ごろ》(1899)など主としてイギリス社交界を内面から描いた作品が発表された。中編《ねじの回転》はこの作者の〈幽霊物〉の代表作で,解釈をめぐって議論が絶えない。…
※「ねじの回転」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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