ねする

精選版 日本国語大辞典 「ねする」の意味・読み・例文・類語

ねす・る

〘他ラ四〙 あてこする。あてつける。
浄瑠璃曾根崎心中(1703)「遣ひ捨てたの、げしいたのと、ねすらるるを苦にしてか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ねする」の意味・読み・例文・類語

ねす・る

[動ラ四]皮肉る。あてこする。
「子にかへての義理立てはおかしいのいやらしいのと―・られて」〈浄・椀久末松山

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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