改訂新版 世界大百科事典 「ネトラウ」の意味・わかりやすい解説 ネトラウMax Nettlau生没年:1865-1950 オーストリア生れの歴史家。〈アナーキズムのヘロドトス〉と呼ばれた。初めロンドンでケルト語文法を研究,社会主義者連盟に参加。1890年以降アナーキズムの歴史叙述に着手,《バクーニン伝》3巻(1896-1900),《マラテスタ伝》(1921),《アナーキズムの歴史》3巻(1925-31)を執筆した。第1次大戦後ウィーンに住み,サンディカリスム系のドイツ自由労働者同盟で活動。1933年亡命,アムステルダムの国際社会史研究所で仕事をつづけた。執筆者:戸田 三三冬 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by