のうさのうさ(読み)ノウサノウサ

デジタル大辞泉 「のうさのうさ」の意味・読み・例文・類語

のうさ‐のうさ〔なふさなふさ〕

[形動ナリ]分相応であるさま。また、時に応じて気の向くままにするさま。
「哀れなる―の思ひかな」〈千五百番歌合・二〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ふさ 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「のうさのうさ」の意味・読み・例文・類語

のうさ‐のうさなふさなふさ

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙
  2. 身のほどに従ってするさま。時に応じてするさま。
    1. [初出の実例]「随分(なふさなふさ)管絃は還って自ら足んぬ 等閑(なほざり)がてらの篇詠は人に知られたり〈白居易〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)下)
  3. 身に負えるだけするさま。それぞれに応じて精一杯にするさま。
    1. [初出の実例]「若し随分(ナフサナフサニ)経求せずは、命を活すること路(ところ)無けむ」(出典:南海寄帰内法伝平安後期点(1050頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む