ノックス条約(読み)ノックスじょうやく(その他表記)Knox Treaty

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノックス条約」の意味・わかりやすい解説

ノックス条約
ノックスじょうやく
Knox Treaty

アメリカが 1911年にイギリス,フランス両国と結んだ未発効の仲裁裁判条約。当時の米国務長官ノックスにちなんでこう呼ばれる。ここに規定された混合審査委員会が国際調停制度発展への橋渡し意味をもつ。

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世界大百科事典(旧版)内のノックス条約の言及

【国際審査委員会】より

…しかし,第2次世界大戦前国際審査委員会に付託されたのはわずか3件であり,戦後も62年のイギリス,デンマーク間のレッドクルセーダー号事件のみである。審査付託は義務的でなく,審査報告には拘束力はない等のため,改良の試みがノックス条約(1911),ブライアン条約(1913‐14)でなされ,第1次世界大戦後,国際調停制度へと発展した。国際紛争【芹田 健太郎】。…

※「ノックス条約」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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