ノリッシュ雲母(読み)ノリッシュうんも

最新 地学事典 「ノリッシュ雲母」の解説

ノリッシュうんも
ノリッシュ雲母

norrishite

化学組成の雲母。単斜晶系,空間群C2/m, 格子定数1M:a0.5293nm, b0.8936, c1.0077, β98.0°,単位格子中2分子含む。微細な葉片状結晶。黒色。劈開{001}に完全。硬度2.5,比重3.26。薄片では黄~オリーブ緑~橙色,多色性顕著。屈折率α1.636, β1.687, γ1.785, 2V(+)~75°。雲母族。オーストラリア,ニューサウスウェールズ州Hoskins鉱山の変成マンガン鉱床から神津閃石に似たアルカリ角閃石・含マンガンアルカリ輝石・ペクトライト-セラン石・ブラウン鉱などを伴う。八面体層にMn3+とLiを含むことと,H2OもFもほとんど含有しないのが特徴。名称はオーストラリア,CSIROの土壌研究部門のK.Norrishにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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