ノ入村(読み)どのいりむら

日本歴史地名大系 「ノ入村」の解説

ノ入村
どのいりむら

[現在地名]豊栄市樋ノ入

新新発田しんしばた川左岸に位置し、北は大谷内おおやち新田。砂丘上に縄文時代の樋ノ入遺跡がある。正徳期(一七一一―一六)以前すでに一〇戸を数えたと伝える。享保一五年(一七三〇)の阿賀野川まつさき本流化により開発が進み、同一九年新発田藩の検地を受ける。元文二年(一七三七)再度検地を受ける。当時内島見うちしまみ興野の枝郷と伝え、宝暦年間(一七五一―六四)独立村となったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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