はいしい(読み)ハイシイ

デジタル大辞泉 「はいしい」の意味・読み・例文・類語

はい‐しい

[感]牛馬を進めたり追ったりする時の掛け声。はいどう。
「―、―、あゆめよ小馬」〈文部省唱歌・こうま〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「はいしい」の意味・読み・例文・類語

はい‐しい

  1. 〘 感動詞 〙 ( 「はい」も「しい」も動きを促す掛け声 ) 牛馬を進め追うときの掛け声。はいどう。
    1. [初出の実例]「歎な駒に、せい付て、ハイシイ、足柄越は風荒く」(出典:浄瑠璃・曾我会稽山(1718)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android