曾我会稽山(読み)そがかいけいさん

精選版 日本国語大辞典 「曾我会稽山」の意味・読み・例文・類語

そがかいけいさんそがクヮイケイサン【曾我会稽山】

  1. 浄瑠璃時代物。五段。近松門左衛門作。享保三年(一七一八)大坂竹本座初演。曾我兄弟仇討ちを題材とし、五月二八日寅(午前四時頃)の一点より翌二九日の卯(午前六時頃)の上刻まで一昼一夜以内に、複雑な多くの場面を配して巧みに脚色。近松の時代物の代表作

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android