知恵蔵mini 「ハイパーループ」の解説 ハイパーループ スペースX社とテスラ・モーターズのCEOを務める米国の実業家、イーロン・マスクが構想した次世代の交通システム。低圧状態に保たれたチューブ内を、ファンと磁石の力により浮遊した状態で移動する高速列車で、最大時速は760マイル(1200キロメートル)とされる。動力源には太陽光、風力、運動エネルギーなどの再生可能エネルギーを用い、余剰エネルギーも生産する。2013年に構想発表。その後、真空技術企業やインフラ建設会社をチームに加え、米カリフォルニア州でテスト路線の建設に着手。18年の実用化を目指している。 (2016-2-8) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報