はくちょう座X-1(読み)はくちょうざエックスいち

百科事典マイペディア 「はくちょう座X-1」の意味・わかりやすい解説

はくちょう(白鳥)座X-1【はくちょうざエックスいち】

ブラックホールの最有力候補であるはくちょう座のX線源。略号はCygX-1。1960年代に発見され,1971年に連星であることが確かめられた。種々の観測結果から,連星を構成している一方の星の質量太陽数倍,大きさは300km以下と推定され,この数字からはブラックホールとしか考えられないとされている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む