現代外国人名録2016 「ハッサンナスララ」の解説
ハッサン ナスララ
Hassan Nasrallah
- 職業・肩書
- 政治家,宗教指導者 ヒズボラ指導者(党首)
- 国籍
- レバノン
- 生年月日
- 1960年8月31日
- 出生地
- ベイルート郊外
- 経歴
- ベイルートのスラム街で生まれ、10代半ばからイラクのナジャフ、イランのコムなどのイスラム教シーア派の聖地で宗教を学ぶ。帰国後、同派民兵組織アマルに入隊、政治局員。1982年に設立されたシーア派民兵・政治組織ヒズボラに合流。カリスマ性と妥協しない対イスラエル姿勢で信頼を集め、’92年2月イスラエルによりヒズボラの指導者・ムサウィ師が暗殺されると32歳で後継指導者に就任。イランから支援を受け、軍事面だけでなく、民生面の施策を拡大して人心を掌握、ヒズボラの存在感を“国家の中の国家”と言われるまでに高めた。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報