現代外国人名録2016 「ハッサンバイエフ」の解説
ハッサン バイエフ
Khassan Baiev
- 職業・肩書
- 医師
- 国籍
- ロシア
- 生年月日
- 1963年
- 出生地
- ソ連チェチェン共和国グロズヌイ郊外(ロシア)
- 専門
- 形成外科
- 学歴
- クラスノヤルスク医科大学〔1985年〕卒
- 受賞
- 2000年人権監視者
- 経歴
- チェチェン人。1977年ソ連ジュニア柔道大会で優勝し、以後多くの柔道大会にて金メダルを獲得。’88年チェチェンに帰国し、形成外科医に。’94年チェチェン紛争の勃発とともに、野戦外科医として活躍。敵味方を区別しない医療活動のために、ロシア軍とチェチェン過激派の双方から命を狙われる。2000年米国へ亡命、同年米国NGO“ヒューマンライツ・ウオッチ”から2000年人権監視者の栄誉を受ける。2006年2月一時帰国。11月初来日、各地でチェチェンの実情を訴える。著書に「誓い―チェチェンの戦火を生きたひとりの医師の物語」がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報