はっし‐はっし
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
- ① 物を強く続けざまに打つさまを表わす語。また、物がはぜたりするさまを表わす語。
- [初出の実例]「其薪がなましいほどに、此を焼けばはっしはっしとなりて如爆竹ぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)九)
- ② 物のいい方や応答がよどみないさまを表わす語。
- [初出の実例]「物をはっしはっしと申て」(出典:虎寛本狂言・粟田口(室町末‐近世初))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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