普及版 字通 の解説

8画
[字訓] やどる・いおり
[説文解字]

[字形] 形声
声符は
(はつ)。〔説文〕九下に「舍(やど)るなり」として、〔詩、召南、甘棠〕「召伯の
(やど)りし
」の句を引く。いま
に作り、〔箋〕に「
は
舍なり」という。〔左伝、僖十五年〕に、晋侯が秦と戦って敗れ、捕虜となり、晋の大夫が反首(乱れ髪)抜舎して従ったという。抜舎は
舎。草宿りには、古く呪的な意味があったと考えられ、字は
の声義を承けると考えられる。[訓義]
1. やどる、くさのいおり。
2. ひくい。
[熟語]
舎▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

