ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハビャリマナ」の意味・わかりやすい解説
ハビャリマナ
Habyarimana, Juvénal
[没]1994.4.6. キガリ
ルワンダの軍人,政治家。ベルギー領コンゴのセント・ポール大学,ロバニューム大学およびルワンダの士官養成学校を卒業。国防軍に入り,小隊長,司令官付き参謀を経て 1963~65年参謀総長,65年 11月より国防・警察担当相。 73年4月少将に昇進。同年7月クーデターを起して G.カイバンダ政権を倒し,大統領兼国民平和統一委員会議長に就任。 75年7月,一党支配体制を固め国家発展革命運動 MRNDを組織した。 78年 12月任期5年の大統領に就任,国防相を兼務。以後再選を繰り返したが,94年4月6日,首都キガリで乗っていた飛行機が撃墜され,同乗のブルンジの C.ヌタリャミラ大統領とともに死亡した。
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