ハビャリマナ(その他表記)Habyarimana, Juvénal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハビャリマナ」の意味・わかりやすい解説

ハビャリマナ
Habyarimana, Juvénal

[生]1937.3.8. ギセニイ,ランブラ
[没]1994.4.6. キガリ
ルワンダ軍人,政治家。ベルギー領コンゴセント・ポール大学,ロバニューム大学およびルワンダの士官養成学校を卒業。国防軍に入り,小隊長,司令官付き参謀を経て 1963~65年参謀総長,65年 11月より国防・警察担当相。 73年4月少将に昇進。同年7月クーデターを起して G.カイバンダ政権を倒し,大統領兼国民平和統一委員会議長に就任。 75年7月,一党支配体制を固め国家発展革命運動 MRNDを組織した。 78年 12月任期5年の大統領に就任,国防相を兼務。以後再選を繰り返したが,94年4月6日,首都キガリで乗っていた飛行機が撃墜され,同乗ブルンジの C.ヌタリャミラ大統領とともに死亡した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android