ハボロテウティス

最新 地学事典 「ハボロテウティス」の解説

ハボロテウティス

学◆Haboroteuthis

軟体動物頭足類の絶滅属。北海道羽幌地域の上部白亜系Santonianから産した下顎化石に基づき,H. poseidonを模式種としてTanabe et al.(2015)により提唱。下顎はキチン質で,翼状の外層と後方に伸長する内層からなり先端部は鋭く尖る。形態的特徴から鞘形亜綱十腕上目開眼目に分類され,白亜紀後期の北西太平洋に現代型イカ類が生息したことを示す。下顎の大きさ(最大長63mm)から,H. poseidonは現生ダイオウイカ(外套長8~10m)に匹敵する巨大頭足類であったと考えられる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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