ハルス石(読み)ハルスせき

最新 地学事典 「ハルス石」の解説

ハルスせき
ハルス石

hulsite

化学組成(Fe2+, Mg)2(Fe3+, Sn)O2(BO3)の鉱物。単斜晶系,空間群P2/m,格子定数a1.0695nm, b0.3102, c0.5431, β94.21°,単位格子中2分子含む。微細な長方形結晶,板状集合。黒色,亜金属~ガラス光沢。劈開{110}良好。硬度3,比重4.5~4.6。ピナキオ石族に属し,光学的性質はルドウィヒ石-フォンセン石系列の鉱物に似るが,詳しいデータの公表なし。Mg>Fe2のマグネシオハルス石(magnesiohulsite)と固溶体を形成。変成された石灰岩中に透輝石・ベスブ石・磁鉄鉱などに伴う。名称は米国の地質学者A.Hulse Brooks(1871~1924)にちなむ。発音のまちがいでヒュールサイトと言われることも。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松原

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む