20世紀西洋人名事典 「ハンスフィッツナー」の解説
ハンス フィッツナー
Hans Pfitzner
1869.5.5 - 1949.5.22
ドイツの作曲家,指揮者。
元・シュトラスブルク音楽院院長,元・ミュンヘン音楽院教授。
モスクワ(ソ連)生まれ。
1886〜90年フランクフルトのホーホ音楽院でピアノと作曲を学んだ後、ベルリン、ミュンヘンで指揮者、教育者として活躍。1908〜18年シュトラスブルクで同市音楽監督、音楽学院院長、歌劇場監督。’19年ベルリン芸術アカデミー委員、’20〜29年ベルリン芸術アカデミー音楽部マスタークラス担任、’30〜33年ミュンヘンの音楽院教授を務める。「最後のロマン主義者」と呼ばれ、’17年オペラ「パレストリーナ」、’21年カンタータ「ドイツの魂について」、’22年「ピアノ協奏曲」等の作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報