ハンセン病問題

共同通信ニュース用語解説 「ハンセン病問題」の解説

ハンセン病問題

「らい菌」による感染症で感染力は弱い。国は1907年に一部の患者隔離を法制化し、31年に全患者の隔離を目指した旧らい予防法が成立した。戦後間もなく新薬により大きな治療効果が出たが、53年に新らい予防法を制定し、96年4月に廃止するまで隔離政策を維持した。療養所断種中絶強要といった人権侵害が起きた。2001年、元患者による国家賠償請求訴訟で熊本地裁は同法を憲法違反と判断し、国に賠償を命令。国は控訴を断念し謝罪した。熊本地裁は19年、元患者の家族が受けた差別被害について、国の責任を認め賠償を命じた。国は再び控訴断念、謝罪した。

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