疾病が完全に治癒していれば、ふたたび健全な日常生活を送ることができるが、病的現象は停止したが、病的状態が残っている不完全治癒の場合には、形態的あるいは機能的に欠陥を残して、種々の障害を現す。このような障害を後遺症とよぶ。
脳卒中のあとに、運動障害や言語障害を残すもの、熱傷のあとにできた瘢痕(はんこん)のため、変形したり運動障害をきたすもの、交通外傷その他の頭部外傷ののちにおこる外傷性てんかんなど、さまざまな後遺症がみられる。身体的に変形や欠損などが残ったために、精神的に悪影響を及ぼし、心理的変化をおこす場合もある。また、急性一酸化炭素中毒で、意識障害が長時間にわたった場合には、健忘症候群や情意障害を主とした多彩な神経精神症状を示し、後遺症としての人格的変化は、社会復帰を著しく困難にすることもある。
[井上義朗]
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