強制隔離(読み)キョウセイカクリ

デジタル大辞泉 「強制隔離」の意味・読み・例文・類語

きょうせい‐かくり〔キヤウセイ‐〕【強制隔離】

伝染病予防法により、患者または感染のおそれや疑いのある者を、伝染病院隔離病舎などに強制的に隔離したこと。平成11年(1999)同法は廃止され、代わって施行された感染症予防法では、特定感染症患者などに対して、感染症指定医療機関への入院勧告ができるとされている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「強制隔離」の意味・読み・例文・類語

きょうせい‐かくりキャウセイ‥【強制隔離】

  1. 〘 名詞 〙 感染症に関する旧法の伝染病予防法に基づき、伝染病患者やその疑いのある者を強制的に隔離した行政処分のこと。平成一一年(一九九九)の感染症法の施行に伴い廃止され、感染症指定医療機関への入院の勧告となった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android