ハーキム・ベク(読み)ハーキム・ベク(その他表記)hākim beg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハーキム・ベク」の意味・わかりやすい解説

ハーキム・ベク(阿奇木伯克)
ハーキム・ベク
hākim beg

中央アジアイラン地方行政官名称。 15~16世紀以後イランや西トルキスタンでは,都市の最高行政官,裁判官の名称として使用。東トルキスタンでは 16世紀以後大都市の長をさし土地有力者がなった。清朝支配下に入ってのちは,清朝の官吏として貢納を徴収したが,1844年の新疆省制の成立後廃止された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む