ハードグローブ指数(読み)はーどぐろーぶしすう

世界大百科事典(旧版)内のハードグローブ指数の言及

【石炭】より

…また液化などの処理のためにも,微粉砕が必要である。そこで,石炭の〈粉砕性〉が問題になり,これは所定の方法で求めるハードグローブ指数で示されるが,この値の大きい石炭ほど粉砕しにくい。
【石炭類の分類】
 石炭類は,その性質,用途,産物としての形態などによっていろいろに分類される。…

【粉砕】より

…転じて一般にその粒度以下の粒子質量割合が80%となる粒度)F80およびP80をそれぞれマイクロメートル(μm)で表し,原料1米トン当りの粉砕エネルギーをkWhで表した場合の比例定数Wiを仕事指数work indexと名付けた。仕事指数は,先に述べたリッティンガー数や後述のハードグローブ指数などとともに,原料の粉砕性を表す指標として有用であり,またボンドらが多数の鉱石および岩石類について,仕事指数の実測値を求めたところから,ボンドの式および仕事指数は粉砕機の設計や粉砕効率の評価などに広く使われるようになった。 ある粉砕過程に対し,以上の三つの法則が同時に適合することはありえない。…

※「ハードグローブ指数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む