バイトゥル・ヒクマ(その他表記)Bayt al-Ḥikmah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バイトゥル・ヒクマ」の意味・わかりやすい解説

バイトゥル・ヒクマ
Bayt al-Ḥikmah

アッバース朝時代バグダードにおかれた研究・翻訳所。意味は「知恵の館」。 830年カリフ,マームーンがグンデ・シャプールの学院にならって創設した研究機関で,カリフ,ムタワッキル (在位 847~861) の時代まで存続した。主要な活動はギリシア語の医学,自然科学,哲学に関する文献をアラビア語に翻訳することで,同時に天文学の研究も行なった。所長はサフル・イブン・ハールーンとサルム,学者にヤフヤー・イブン・マーサワイフ,フナイン・イブン・イスハークらを輩出した。

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