バシキール族(読み)バシキールぞく(その他表記)Bashkir

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バシキール族」の意味・わかりやすい解説

バシキール族
バシキールぞく
Bashkir

ロシア,バシコルトスタン共和国を中心に居住するチュルク語系民族。人口約 100万。古くからウラル南部に住む遊牧民で,馬,羊,牛,やぎなどを飼育していたが,19世紀以降ロシア植民者の影響で農業を営むようになった。以前は父系氏族制であったが,現在は村落単位で政治を行なっている。宗教イスラム教とギリシア正教。近代以降はタタール人の文化的・言語的影響を強く受けており,独自の言語であるバシキール語を母語とする者は,全体の 60%程度となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む