バチスタ手術(読み)バチスタシュジュツ

デジタル大辞泉 「バチスタ手術」の意味・読み・例文・類語

バチスタ‐しゅじゅつ【バチスタ手術】

心臓の筋肉細胞が変化して膨張し、収縮力が落ちる拡張型心筋症に対する手術左心室の変質した心筋を切除して縫い縮め、収縮力を回復させる。心臓移植に代わる治療法として、1980年代にブラジルの医師ランダス=J=V=バチスタ(Batista)によって考案された。左室縮小形成術。左室形成手術。ドール手術。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android