法則の辞典 「バッキンガムのΠ定理」の解説
バッキンガムのΠ定理【Buckingham's pi theorem】
別な表現をとると次のようにもなる.
m 個の基本量があって,これによって表される n 個の物理量 x1,x2,…,xn があるとき,これらの間に,基本量の単位の取り方をどのように変化させても成立する唯一の関係式 F(x1,x2,…,xn)=0が存在するならば,この式は F(π1,π2,…πn-m)=0の形で表現可能である.ここの πi は,x1,x2,…,xn からつくることのできる n-m 個の互いに独立な無次元の量である.