ばっちょう笠(読み)バッチョウガサ

デジタル大辞泉 「ばっちょう笠」の意味・読み・例文・類語

ばっちょう‐がさ〔バツチヤウ‐〕【ばっちょう×笠】

《「ばんじょうがさ(番匠笠)」の音変化か》真竹まだけの皮で作った浅くて大きい笠。

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精選版 日本国語大辞典 「ばっちょう笠」の意味・読み・例文・類語

ばっちょう‐がさバッチャウ‥【ばっちょう笠】

  1. ばっちょう笠〈守貞漫稿〉
    ばっちょう笠〈守貞漫稿〉
  2. 〘 名詞 〙 ( 「ばんじょうがさ(番匠笠)」の変化した語か ) 真竹(まだけ)の皮で作った粗末な笠。浅くて大きい笠。ばっちょがさ。ばっちょう。
    1. [初出の実例]「秣丁(バッチャウ)笠の軒ふかき、小家のありくに異ならず」(出典浄瑠璃・聖徳太子絵伝記(1717)真の立花)

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