真竹(読み)マダケ

デジタル大辞泉 「真竹」の意味・読み・例文・類語

ま‐だけ【真竹】

《「またけ」とも》イネ科の竹。高さ約20メートル。茎は太く、節に環状突起が二つある。節から枝が2本出て、5、6枚の葉が手のひら状につく。夏に出る竹の子食用とし、やや苦味があり、皮は平滑で黒い斑紋がある。茎を竹刀しない・弓・尺八物差し建材に利用。中国原産。にがたけ。からたけ。かわたけ。
[類語]若竹弱竹青竹孟宗竹寒竹篠竹熊笹

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精選版 日本国語大辞典 「真竹」の意味・読み・例文・類語

ま‐だけ【真竹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古く「またけ」とも ) イネ科タケササ類の一つ。中国原産で、広く栽植される。稈(かん)は高さ二〇メートル、径一三センチメートルに達する。節には二輪があり、節間は長さ二五~五〇センチメートル。筍(たけのこ)の皮には暗い斑点がある。葉は長楕円状披針形で長さ六~一五センチメートル、小枝の先に掌状に三~六枚ずつつく。初夏、長い周期をおいて円柱状の花穂をつける。花穂はへら形の大きな苞を伴う。茎は細工物に、根茎はつえや印材に、筍は食用にする。漢名、苦竹呉竹。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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