バトラー石(読み)バトラーせき

最新 地学事典 「バトラー石」の解説

バトラーせき
バトラー石

butlerite

化学組成Fe(SO4)(OH)・2H2Oの鉱物単斜晶系,空間群P21/m, 格子定数a0.644nm, b0.731, c0.587, β108°28′,単位格子中2分子含む。晶癖板状・八面体,双晶通常()上。劈開{100}完全,硬度2.5, 比重2.55。ガラス光沢,暗橙色,条痕淡黄色。透過光で淡橙色,屈折率・多色性α1.593~1.604, X無色;β1.665~1.704, Y帯黄;γ1.731~1.741, Z淡黄,2V(+,-)大。少量のNa, Alを含むものがある。米国アリゾナ州United Verde銅山で噴気性条件で産出したのが最初で,そこではコピアポ石などを伴う。アリゾナ大学の鉱床学者G.M.Butlerにちなみ命名

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 吉井

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む