バニア石(読み)バニアせき

最新 地学事典 「バニア石」の解説

バニアせき
バニア石

vuagnatite

化学組成CaAlSiO4OH)の鉱物直方晶系,空間群P212121,格子定数a0.7055nm, b0.8542, c0.5683, 単位格子中4分子含む。まれに柱状結晶,ふつう粒状。無~白~淡青淡黄~淡ピンク色,半透明ガラス光沢。劈開なし,硬度7.5, 比重3.4。薄片では無色,屈折率α1.700, β1.725, γ1.730, 2V(-)~50°。光分散vr強。超苦鉄質岩に捕獲されたロディンジャイト,変斑れい岩にぶどう石・ペクトライト・ハイドログロシュラーなどを伴う。日本では三重県鳥羽市白木や高知県高知市鴻ノ森で産出。名称はスイスの地質学者M.B.Vuagnatにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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