日本大百科全書(ニッポニカ) 「バフみがき」の意味・わかりやすい解説 バフみがきばふみがきbuffing バフの表面にバフ研摩剤をつけ、これを高速回転しながら工作物に押し付け、所要の仕上げ面品質にする加工法。バフ加工ともいう。バフの材料として木綿布、サイザル麻、フェルトなどが用いられる。 バフ加工は超仕上げなどとは異なり、一般的には寸法、精度を目的とせず、主として平滑面あるいは鏡面光沢を得るために使用される。このような目的を容易に達成できる能率的な機械的表面仕上げ方法として、ほとんどすべての金属および非金属材料の表面仕上げに用いられている。また逆に、つや消し面を得るために用いられることもある。[清水伸二] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例