改訂新版 世界大百科事典 「バランスシュルローヌ」の意味・わかりやすい解説 バランス・シュル・ローヌValence-sur-Rhône フランス南東部,ドローム県の県都。人口6万5000(1990)。イゼール川との合流点に近いローヌ川左岸の段丘上に開けた町。イゼール川の上流にあるグルノーブルを経由する,アルプス越えの主要道の一つが通っているため,ローマ時代以来,交通の要衝を占めてきた。現在は,ローヌ川沿岸の農産物の集散地であり,宝石・金属工業が立地する。執筆者:樺山 紘一 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by