バルチスターン地方(読み)バルチスターンちほう(その他表記)Balūchestān

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バルチスターン地方」の意味・わかりやすい解説

バルチスターン地方
バルチスターンちほう
Balūchestān

イラン南東部とパキスタン南西部にまたがる地方。面積約 51万 8000km2。古代のゲドロシアで,前 325年アレクサンドロスの軍はここを通って退却した。7~10世紀に大部分がアラブに占拠され,11~12世紀にセルジュークに追われたバローチー族がペルシアから移住,17世紀初期にはモンゴルに支配され,18世紀を通じてペルシアとアフガニスタンの紛争の的となった。 19世紀にイギリスの勢力下でペルシアとインドの間に分割され,1895~96年に境界が確定した。イラン領はシースターン・バ・バルチスターン州となっている。

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