知恵蔵 「ばんえい(輓曳)競馬」の解説 ばんえい(輓曳)競馬 体重1トン前後の重種と呼ばれる品種の馬を用い、騎手を含めた所定重量の橇(そり)を引いて行う競馬。馬券発売を伴うばんえい競馬は長らく北海道の帯広・岩見沢・旭川・北見の4カ所で行われてきたが、2007年4月からは帯広のみの開催となり、運営は民間企業に委託された。北海道遺産に指定されており十勝の観光資源としても期待されるほか、競馬の民間委託のモデルケースとしても注目されている。 (須田鷹雄 競馬ライター / 2008年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報