ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 バーディヤト・アルジュヌビヤAl-Bādiyat al Junubiyah 南部砂漠地帯の意味。イラク南西端帯,サウジアラビアとの国境部の地方名。面積7万 6143km2。標高約 500mの高原砂漠で,樹木はほとんどなく,巨大な涸れ川 (ワディ) が多数ユーフラテス川に向って北東流している。カルバラーからアラビア半島のイスラム聖地への巡礼路のほかは,バグダードの中央政府の関心は薄い。住民はアナイザ族,アマラット族などの遊牧民。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by