最新 地学事典 「バールバーラ超大陸」の解説
バールバーラちょうたいりく
バールバーラ超大陸
Barlbara Supercontinent
E.S. Cheney(1996)によって提唱された太古代の超大陸。オーストラリア西部のピルバラクラトンと南アフリカのカプバールクラトンの,太古代グリーンストーン帯上の被覆地層(Mount Bruce超層群とTransvaal超層群)や,古地磁気や巨大隕石衝突層などの類似性より提唱された。カプバールクラトンで見られるブッシュフェルト複合岩体の貫入(20.45億年前)やフレデフォート衝突(20.25億年前)の証拠は,ピルバラクラトンにはないため,それ以前に分離したとされる。当時のマントル対流のサイズから,北米大陸ぐらいの大きさの大陸と推測されている。参考文献:E.S.Cheney(1996) Precambrian Research, vol.79: 1-2,3
執筆者:清川 昌一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

