パケットデータ(その他表記)packet data

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パケットデータ」の意味・わかりやすい解説

パケットデータ
packet data

コンピュータ・ネットワークにおけるデータ伝送方式の一つの形態であって,データを一定の長さに区切って,それぞれにデータに関する情報とエラーチェックの情報などを付加したものをパケット (小包の意) と称している。長いデータはいくつものパケットから成り,それらはコンピュータ・ネットワーク内を独立に流され,目的地で再合成される。パケットを交換単位とするパケット交換式の通信網は,通信回線の効率的利用,高信頼のデータ伝達,多彩な通信処理サービスの提供などのメリットをもつ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android